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こんにちは、こんばんは。少しずつ出張が増えている兆しのかにまめ🦀です。
今回のタイトル…なんだか堅苦しいですが、地方から東京へ行くとき、飛行機と新幹線、どちらを使いますか?
沖縄や北海道から東京へ向かう場合、飛行機じゃないと行けない(船は別として💦)地域や、反対に東京向けの飛行機がない近隣エリアもありますね。
そして、それとは反対に新幹線を使ったほうが早い・安い、飛行機を使ったほうが早い・安いエリアも、当然存在します。
さらに、新幹線駅や空港までのアクセスの良さなども、利用の一因になります。
ということで、今回は全国 道府県の県庁所在地から新宿までの移動時間と料金比較をしたいと思います!
今回の検索の条件
- JR利用は、前日に予約をする設定にしました。EX-ICは除外しています。
- 飛行機は、ANA・JALを基本(一部、他社も含まれています。)
料金は直前(数日前)に予約する設定にしています。 - 各都市を8時~10時あたりに出発する時間帯で検索しています。
- 移動検索は、NAVITIME/Yahoo乗り換え を基本に検索しています。
<47都道府県 すべては網羅できていません。>
★関東、甲信越、東海は飛行機ルートがないので記載していません。
★沖縄は、陸路ルートがないため、記載していません😣
まずは結果から
▲対象 28道府県での調査
時間: 新幹線が早い 8道府県 ⇔ 飛行機が早い 20道府県
金額: 新幹線が安い 24道府県 ⇔ 飛行機が安い 4道府県
時間とお金、しっかり割れました。今回の結果では。
時間は変える方法はないですが、金額は早期予約などで変更要素はかなりあり、一概には言えません!
▲時間での分岐エリア
・北海道/中国/四国/九州: 飛行機のほうが早いエリア。鉄道で700kmを超えるライン。
※青森・岡山・広島は、接戦で悩むところ
・東北/関西/北陸: 接戦だが、新幹線有利。直通or沿線が発達しているため。
・新幹線は直前でも乗れる。そして、乗れば到着 という楽さがある。
▲金額での分岐エリア
・どのエリアでも新幹線利用のほうが安い。
※ただし、飛行機を安くする手段は多数あり。
- 早割、特割、株主優待、マイル・・・特別な予約方法のセレクト
- LCC(ローコスト航空) ピーチ、ジェットスター、スプリングジャパンの利用
- MCC(ミドルコスト航空) スカイマーク、スターフライヤー、エアドゥ、ソラシドの利用
特に2番は劇的に安くできる可能性があります!
では、これから、各地方別 に、時間・金額・距離を見ていきましょう♪
なお、表は 「左が新幹線・右が飛行機」ルートです。
黄色に色付けしているものが「短い・早い・安い」ルートです。
北海道・東北エリア ~JR東日本 強し~
東北エリアは東京からの距離が近く、東北・秋田・山形新幹線が充実しているため、新幹線の利便性が高いエリアです。
時間で考えると、新幹線と飛行機で同じくらい。
予算では、通常予約では新幹線が2~4000円程度は安く抑えることができそうです。
北海道は、距離がありすぎるので、新幹線が延伸しても、飛行機のほうが良さそうな予感です。
北陸エリア ~北陸新幹線 開通で情勢一変~
2015年3月に長野~金沢までが開通し、東京から北陸直通になっています。
これにより、それまでは飛行機か新潟経由(もしくは米原経由)だったものが直通となりました。
時間と楽をとるなら、新幹線ですね。タイミングを狙って、安くおさえたいなら、飛行機も選択肢に。
関西エリア ~JR・私鉄が発達してるだけに新幹線強し~
都市圏になると、JR・私鉄が発達し、新幹線へのアクセスがグッとよくなります。
それとプラスして、和歌山=関西空港、神戸=神戸空港がとても近いため、空港へのアクセスが良くなり、トータル時間も新幹線と同等となりますね。
中国地方 ~山陰地方は、中国地方でも飛行機一択~
全エリアで一番、いろいろなことが混在しているエリアです。
新幹線の通っていない「鳥取・島根」は、飛行機一択。
新幹線の通っている「岡山・広島」は、新幹線と飛行機が時間も金額もバッティング。
「山口」は新幹線が通っているけど、距離が遠いため、飛行機が早くなるエリア。
何を求めるか、どのタイミングで予約をするか、によって悩むエリアになります。
~四国エリア ~時間をとるか、お金を取るか~
四国は今回紹介するエリア内で、唯一新幹線が通っていないエリアです。
そのため、時間を取るなら「飛行機」、金額を取るなら「新幹線」という構図になります。
★ただし、高松・松山・高知空港は、LCC(ローコストキャリア)が就航しており、タイミングを合わせることで、飛行機に安く乗ることができます。
★徳島空港は、LCCが就航していません。神戸空港・高松空港まで移動することでLCCを利用できます。
九州エリア ~時間を取るなら、飛行機一択~
中国エリアと同様に、県によって状況が大きく変わるエリアです。
宮崎県・長崎県では新幹線へのアクセスが悪くなり、飛行機と比較し、大幅に時間ロスが発生します。
福岡では博多駅からのぞみ1本で行けるものの、福岡空港が超都市部に存在し、空港へのアクセスが抜群に良いので、飛行機利用での時間が短いです。
半面、予算的には新幹線のほうが全般的に安くなります。
★四国と同様に、LCC・MCC(ミドルコストキャリア)の就航が多いエリアです。
こちらを上手に活用したいですね。
新幹線の通る道府県
地図で新幹線の通っている道府県を見ると、西日本の通っていない県が目立ちますね。
◆グリーン: 東北・上越・北陸新幹線
◆ブルー: 東海道・山陽新幹線
◆レッド: 九州新幹線
さらに、東日本の拡充率がわかりやすいですね。
羽田空港との定期便がある空港の道府県
羽田空港との航空便が就航している道府県を色付けをしました。
東北・北陸・中国エリアは今後は、状況が変化する可能性は出てきそうですね。
まとめ
東京(新宿)と各県庁所在地の中心駅までの移動ルートを各エリアごとにまとめてみました。
ご覧いただき、いかがだったでしょうか?
今回の結果はひとつの目安です。
出発時間によって、もっと変わると思います。
料金については、お得な予約方法、タイミング、プランはたくさんあります。
早く予約するだけでも、変わりますよ。
こちらの投稿も、ぜひご覧ください!
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
では、また🦀
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